こだわり

株式会社名尾建

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こだわり

2021/02/14 こだわり

先日、これからイタリアンカフェやスタジオを作る場所の近くに会社看板を出しました。

看板の効果や役割は別として社員としては自分の会社のロゴが街中で出ているだけで何となく嬉しくなりますね。

5歳になる息子も幼稚園の登園バスのルートのようで看板が出来たその日に”今日名尾建の看板見たよ”と教えて

くれました。それだけ目立つようです。

 

実はこちら設置当初は黒色でした。最近ロゴも新しくなり事務所看板も黒でしたので同じようにしました。

私個人的には黒は締まっているイメージで目立つこともありかっこいいなと思っていまして社長にもバッチリですね

と話していました。

 

しかし社長は違和感があったようです。さらに社長の奥様や娘さん、専務や専務の奥様も白の方がいいということで

数日で白に変わりました。私にはない感覚や見え方、また一つの”こだわり”があるのだと思います。

 

実際変わってみると確かに白は爽やかで清潔感があり落ち着いているような気がします。さすがだなと思います。

看板を出すにも考えと理由があります。そしてその目的のためにとことん考えて”こだわる”事を私はいつも勉強させて

もらっています。

 

”色なんて変でなければ何でもいいじゃないか”という人もいるでしょうし”もう出してしまったから次から白にしよう”と

いう考えもあるかと思います。そうならない所が名尾建です。

 

社長や専務は自分の考えや判断を言葉に出来るまで、誰に聞かれても説明できるまで考え抜きます。

何となくとか雰囲気とか曖昧な事はほぼありません。その答えが出るまでの時間はとても大変そうに見えますが、納得する

までこだわり考え抜く姿が日常です。

 

(言葉に出来るまで考えるという話はまたの機会で”こだわり”の部分のお話ですね。)

 

この”こだわり”は現場のみんなにもあります。

もう十分綺麗に見えるのに何度も仕上げを繰り返したり、もう十分真っ直ぐにきれいに揃って柱が立っているのに1からやり直したり、そんな場面はこれまた日常です。

 

ただ図面通りに作るだけじゃない綺麗に仕上げようが汚かろうが誰も気付いてくれない部分にも”こだわる”そんな事が沢山あります。もちろん現場には表れないこだわりを持って仕事している人もいます。どんな形にしろひとつの”こだわり”がみんなそれぞれあるように思います。

 

”このお金ならこんなもんでいいだろ”という人や”ここから先は自分の仕事じゃない”という人をたまに見かけますが、こだわりがないのだなと思います。それで何が楽しいのだろうと思う事もあります。

 

現場の職人さんに”適当でいいからやっておいて下さい”はすごく失礼な事と教わっています。

本来は工期が遅れてでも自分の納得するまでこだわり、仕上げるというのが職人の本質だと聞きました。

みんなを日常や仕事を見ていると意味が分かってきました。

 

日常感覚的に物事を判断することが多い私には勉強になることばかりです。自分のこだわりはなんだ?と

自問自答しています。

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